ふっかん(@fukkan_kishu75)です。
7月23日の東京オリンピック開催まで3か月を切った。
前の日記にも書いたように東京に住んでる僕は相変わらず、バンドのスタジオにも入れず、大きな飲み会にも参加せず、スポーツチャンバラの稽古にも行けず、週に1回の出勤日とそれ以外は在宅勤務で悶々とした日々を過ごしている。
3度目の緊急事態宣言にも関わらず東京の電車は相変わらず混んでいて、
根城にしている蒲田、自由が丘の人並みにそう大きな変化は無い(夜は別)。
もし、今この状態で感染者数が劇的に下がらないまま東京五輪を強行しようとした場合どうなるか。
僕が思いつく事や思いをつらつらと書いていこうと思う。
1.これから起こる事予想3つ
①参加を辞退する国、地域が増えて五輪ボイコット状態、
規模をものすごく縮小させて開催 :
206の国、地域が参加予定だ。
「ウイルスの抑え込みが上手く行ってない、ワクチンの普及率が1%の国に大事な選手を行かせるかー!」って言って出場を辞退する国が続出してもおかしくない。
ぶっちゃけ、今回の北朝鮮の辞退の判断だけは正しいと思う。
②成田空港の検疫で引っかかって参加できない選手、国が続出する :
これはまだマシな方やと思う。
ただ空港が悲惨なことになるけど。
③選手村や関係者内でクラスターが発生、
空港の検疫を潜り抜けた変異株が国内で蔓延、
もしくは海外の選手、関係者がウイルスを自国に「お持ち帰り」して蔓延させる :
これが想定しうる最悪の事態やと思う。
国内(特に東京)の医療体制は崩壊し、海外諸国からは感染対策について批判され、
国内外からボッコボコに叩かれる。
最悪海外は補償問題になるかも知れない。
てか今、壊滅的な状態になってるインドも参加予定国になってるからね。
2.対策は1つ
五輪開催を「返上」して再エントリー
: しかないと思う。
今決まっている次回のオリンピックは2024年のパリ、2028年のロスアンゼルスやけど、その後の2032年に
「あの時(2021年)はあんな状況だったんで返上しましたけど、次やる時は大丈夫ですよ!ワクチンも薬もできたし、あの時に整備したインフラがそのまま使えます!」
って言ったらNOとは言われないはずや。
そう思う根拠、というか受け売りやけど、昨年5月に発表された大前研一氏の記事によるもの(なんか年が違ってるけど)
3.なぜ返上と考えるかを2つ
①日本の医療体制は既に「崩壊」している :
「崩壊」の定義を病床数でカウントしても無意味で、
今起きてるのは感染の報告があって実際に症状が出て苦しんでいても入院できず、自宅療養のまま死ぬ人が出ていること。
患者に処置すらできず死なせてしまう国は医療体制が崩壊していると言っていいと思うわ。
極端な例で言うと今のインドね。
②開催権限を持つIOCがオリンピック憲章に「違反」している :
PDFになるけど読んでほしい。
上記の中で「2 IOCの使命と役割」の中に
「10.選手への医療と選手の健康に関する対策を促し支援する」ていうのがあるけど、
現状IOCは日本に感染対策を丸投げしてる。
これは「オリンピズムの根本原則」の「オリンピズムは肉体と意志と精神のすべての資質を高め、バランスよく結合させる生き方の哲学である」に違反している。
各国の選手、関係者を感染リスクに晒す、でも対策は取らない、は明らかにプリンシプルに反している。
4.最後に思うこと。
ぶっちゃけて言うと、
僕は五輪を今の日本で開催してほしくないのだ。
そして海外の選手も日本でスポーツして母国に帰ってほしくないのだ。
こんな何もかもが不確かで、でも明らかなリスクがある中でこれ以上ウイルスが蔓延する機会をわざわざ作る必要はないやろ?
ただでさえ僕は最初に書いたように自粛自粛で悶々とした日々を送っている。
それは単純に自分が罹った場合最悪死ぬかも知れないっていう「怯え」があるからだ。
それに職業柄、いろんな業種と関わりを持っている。その中には医療も入っている。
僕も含めてみんな、如何に感染を広めないようにと神経を擦り減らしながら働いている。
これ以上、リスクは抱えられない。
そんな感じでした。
長文になりましたがツイッターで見た人、どこかのブログから飛んできた人、
よければブックマークか何かお願いします。
見届けましょう。
終わり。
(上記のリンク以外で参照した記事)